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【終了】「TIEREPOS(動物叙事詩)・心のかたち」 ―SUMIKO NAGANUMA,NAOTAKA NAGANUMA ふたり展

  • 展示
長年ドイツに在住し、市民との文化交流などに携わりながら、作家活動を行ってきた、永沼すみ子、永沼直孝の帰国後初の作品展。

永沼すみ子は、日本で絵画を独学し、1987年 渡独。デュッセルドルフ国立美術アカデミーにてベアーテ・シフ教授に3年間師事、作家活動を行ってきました。1993年オランダ。ヘルツォーゲンボッシュ・ヨーロッパ・セラミックセンターの制作奨学金を取得。個展、グループ展多数。今回は油絵展示。

永沼すみ子の絵画作品では、楽園に遊ぶ動物を人間の投影として描き、それらが生きる世界を通し、「楽園」とは?と問いかけます。

永沼直孝は、東京造形大、愛知芸大大学院を修了後、ドイツ、デュッセルドルフ国立美術アカデミー・マイスター・シューラー号取得。1990~91同校美術鋳造特任教師を務め作家活動。新制作協会彫刻部門新作家賞。第3回ヒルデン市小型彫刻ビエンナーレ1等賞。大阪トリエンナーレ96絵画コンクール入選。第5回フェルバッハ国際小型彫刻トリエンナーレ招待。公共彫刻:独・カールスト市(95~),ヴィリッヒ市(85~),ハンブルグ市(03~)等。

永沼直孝の作品には、一貫して、生命の呼吸や、自然界の循環の原理とでもいうべきイメージが、強く込められています。それは、テラコッタ作品の形に内蔵する動き(動性)や、金属の鋳物作品(鋳込まれた形)に、くっついたまま作品の一部になっている湯道(溶けた金属=湯がながれる道)などに感じ取れるのではないでしょうか。

この度、「ふたり展」のサブタイトルとして、永沼すみ子のTierepos(ティアエポス)(動物叙事詩)」
永沼直孝の「心のかたち」を掲げ、それぞれのテーマがその枠を越え、如何に共鳴し合うかが試みられます。

【会場】
御茶ノ水ソラシティ「Gallery蔵」および「KS46Wall」

【会期】
2017年10月28日(土)〜11月3日(金)

【公開時間】
平日 11:00〜19:00
土日 10:30〜18:30
初日:展覧会 15:00〜17:00
             オープニング・ミニコンサート 17:00〜17:30
   展覧会 17:30〜18:30
最終日:10:30〜16:30

【主催】
永沼直孝 & 永沼すみ子

  *     *     *

「オープニング・ミニコンサート」を開催いたします!
無料、どなたでもお越しください。 

【日時】
10月28日(土)17:00〜17:30

【開催場所】
お茶ナビゲート

【曲目】
☆テレマン  6つのソナタOp.2 第1番 ト長調TWV40:101Soave, Allegro, Andante, Allegro ( Fl&Vn ) 
☆シュトックハウゼン  "友情を込めて" ( フルートソロ ) 

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<出品作家よりメッセージ>
この度の「ふたり展(永沼すみ子、永沼直孝)」(会期10月28日~11月3日)におきましては、ミニコンサートをもってオープンしたいと思います。
演奏してくださる二人のクラシック音楽の奏者、熊谷美保さん(フルート)、長谷川淳一さん(バイオリン)は、私達とドイツで同じ時期を共に過ごした友人でございます。
お二人は、現在日本を中心に国際的に音楽活動をされており、この度の私たちの「二人展」オープニング演奏を快く承諾してくださいました。
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演奏家プロフィール

熊谷美保  Miho Kumagai  フルート

エリザベト音楽大学大学院修了。デュッセルドルフ ロベルト・シューマン音楽大学大学院修了。ドイツ国家演奏家資格取得。シュモルツ+ビッケンバッハコンクール・室内楽部門 第1位(木管五重奏)、ソロ部門 奨励賞受賞。オーストリア・チロル交響楽団インスブルックに在籍後帰国。2014年広島交響楽団契約団員。オーケストラ・室内楽・ソロ等 国内外の演奏会に多数出演している。現在、エリザベト音楽大学非常勤講師。

長谷川淳一  Junichi Hasegawa バイオリン

1993年東京藝術大学入学。清水高師氏に師事。1997年よりドイツ・エッセン音楽大学にてミンチョ・ミンチェフ氏に師事。その後、ロンドンにてデイヴィッド・タケノ氏の下で更なる研鑽を積む。2003年よりエッセン市フォルクヴァング室内管弦楽団のコンサートマスターを3シーズンにわたり務める。この間、協奏曲、室内楽の他、同楽団を指揮者無しで率いてのドイツ国内ツアーも行う。独立の後は、自身の重点であるバロックから現代に至るまでのヴァイオリン・ソロ演奏会又、Geige ohne Grenzen(境のないヴァイオリン)のコンセプトの下、様々な、民俗楽器とのコラボレーションも行う。教育活動にも力を注いでおり日本に於いては飛騨高山音楽祭などの講師を務めた。2016年に帰国し、拠点を東京に移し現在に至る。